タイヤチェンジャーの改造
中古のタイヤチェンジャーを購入したが、外がけ17インチまでと少々小さかったので、改造してみました。
タイヤチェンジャーの爪はこのように、アクチュエーターで対向する2つを近づけたり離したりすることで、残りの2つも同じように動作するようになっています。
これだと原理的には4本の爪に均一に力がかからなそうですが、適度な遊びや捻れがあることにより、結果的に4本でガッチリホイールを掴むことが出来ます。なかなか良くできています。
爪だけを外側に移動すれば良さそうですが、鉄の塊みたいなのに固定する為のボルトは貫通して、爪の底面に切られたネジ穴に入っている為、そう簡単にはいきません。
そこで、こんな感じのパーツを作り、爪を固定するボルトと動力を伝達するアームを固定するボルトを分けています。
このように内側にずらした分だけ、掴める半径も大きくなるというわけです。完成後は外がけで13インチから21インチまで対応となりました。
アクチュエーターの取付部も同様にずらします。これは一度溶接部分をカットして溶接しなおしてしまうのが簡単と判断しました。もともと亜鉛メッキされているようでしたので、一応防錆塗料塗ってます。